2016.4.14及び16日に発生した熊本地震。私たちが本拠とする福岡県でも震度5強クラスの揺れが、断続的につづき、「地球が割れた!」と思った人も多い地震でした。
取りあえず、熊本への支援品を調達しに福岡のスーパーなどを廻りますが、食料品、水、生理用品、土のうなどまで売り切れ続出で、被害の甚大さが予測されてはいました。
大分経由で、阿蘇、南阿蘇、西原、震源地の益城まで行きましたが、行くだけでも大変な状況です。
避難所は、ことば数も少なく、部外者への警戒と地震直後のショック、マスコミ等への対応疲れもあったようで、独特の雰囲気があり、近寄りがたいものだったのをはっきり覚えています。
そのころの心境を、被災者の方から聞けたのは、支援活動を続けて2年経過したころからです。
私たちは、被災直後の心身のヘルスケア、仮設住宅でのサロン活動、生活及び住宅のケースマネージメントを、被災地の人たちと連携を組みながら、中長期にわたって、ご縁を大切に活動を続けてまいりました。
孤独死はもちろん、不登校児、発達障がい児、高齢者の生活再建など、さまざまな課題を共に悩みぬいてきたような印象です。
活動には、医療、メンタルヘルス、土地建物、金融…様々な専門家とも連携をとりながら行いましたが、その活動資金を支えてくれた皆さんのお気持ちもありがたいものでした。
ここでの経験が、その後の活動に生かされています。
現地主義、やり過ぎない支援、モノよりヒト、道にコツコツ。。。
・熊本地震(平成28年2016年)…熊本県益城町 避難所・仮設団地でのヘルスケア、生活再建支援(継続中)
・平成29年九州北部豪雨…福岡県朝倉市 住宅・農地復旧支援 コミュニティー再生支援(継続中)
・平成30年西日本豪雨…広島県呉市 岡山県真備町 住宅復旧、再建コーディネート 資機材の移送
・令和元年 台風19号…宮城県石巻市・丸森町 福島県いわき市・南相馬市 千葉県鋸南町 住宅復旧 資機材の移送 住宅再建コーディネート 他団体のサポート(2019/10~2020/3)
活動の詳細は、Facebook等SNSで発信しています。